DIDGORI / Giorgi Yipiani 
ディドゥゴリ / ギョルギ・イピアニ

ギョルギ・キピアニのワイナリーはジョージア西部のラチャ地方の「フヴァンチカラ」という特別な村にあります。そこはソビエト連邦時代に、彼のワイン、特にセミスウィートの赤ワイン「フヴァンチカラ」でとても有名でした。

祖父はフヴァンチカラの大きな工場のディレクターで、父もワイン生産者。子供の頃から彼はワインづくりの修行をしていました。

2014年、彼はクヴェヴリデのワイン生産を決断しました。それが「実験」になるだろうということ、それにリスクが大きいことも覚悟していましたが、幸いにもそれは失敗にはなりませんでした。56リットルにも満たないワインのクヴェヴリの蓋を開けた時、それはもう素晴らしいものだったと彼は言っています。

 

ディドゥゴリという名前は、伝統的なジョージアのポリフォニー(多重声楽)と聖歌を歌う、結成12年ほどになる15人のアンサンブルの名前からつけられました。彼もこのメンバーの一人。

あるクリスマスイブの日、彼は友人に、アンサンブルのCDジャケットに「ディドゥゴリ ワインメイキング」という名前をデザインしたワインのラベルを、彼のワインと共に贈りました。当時それはジョークの贈り物でしたが、その後彼らはそれを本当に実現することとなります。

 

アンサンブルの仲間は、ワインを生産するためのボトルと会社設立のため、860ラリ (320ユーロ)を贈りました。 2014年、たった4つのクヴェヴリ (total 360リットル)で、200本ほどのワインを生産。 Aleksandrouli と Mujuretuli 交配種で、ラチャの土着品種である“Sakipiano” のワインです。

生産したワインの半分はジョージアに残り、半分は日本へ渡りましたが、それが初めての生産で、同時に初めての輸出になりました。

彼の小さなぶどう畑で作られるワインは、生産量が少ないため、ある年は近くのぶどう生産者からぶどうを分けてもらいましたが、このぶどうもオーガニックで、亜硫酸塩その他の添加はしていません。彼にとって、ぶどうがクリーンで無添加であることはもっとも大切なことです。

彼の目的は、人生の全てであるワインをつくること。オーガニックのワインのみ。ワインは彼らの子供のようなもので、子供たちは、化学物質、亜硫酸塩、そして人工的な介入も必要とせず、正しい方法と注意だけを必要とするのです。

Sakipiano 2017 750ml ¥5,300+tax

ジョージアで最も希少な品種、フヴァンチカラのワイン。その中でも、素晴らしいワインです。

ポリフォニーの歌い手としても名高い彼らの作るそのワインは、品種が本当に愛され、作られていることがとてもよくわかります。最大限に品種の個性を生かしたワインの作り手であり伝統をとても大事にしています。 

・Tsolikouri 2017 750ml ¥3,800+tax

・Rtskhila-Dzirageulis Shavi 2017 (red) 750ml ¥4,000+tax

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