GEORGIAN WINE /
ジョージアワイン
ARTANULI GVINO (KAKHA) / GOGO WINE
アルタヌリ・グヴィノ(カハ) / ゴゴワイン
現役のヴァイオリニストであり、奥様もピアニストという音楽家のカハ。彼のヴァイオリンからは、きびしい歴史を超えてきたジョージアのとてつもなく深い優しさが感じられ、それは聴く人の心の奥底まで響きます。彼のワインには、そのヴァイオリンと共通したものを感じます。とても美しいワインです。
2000年、トビリシから友人と共に4人でArtanaという小さな村にやってきました。4人はブドウ畑を購入し、家を建て、とても楽しく過ごしました。2006年に伝統的なカヘティ式の方法で、クヴェヴリのワインを作り始め、最終的に3人の友人は村を去ってしまいましたが、カハはブドウ畑で暮らすことに決めました。彼は一時期、仕事のためにトビリシまで車で2時間かけて通勤しましたが、2009年にトビリシを離れることを決断しました。
Artana村はコーカサス山脈の南斜面にあるKakheti地方Napareuliに位置します。2ヘクタールのぶどう畑は、カハの家からロポタ川を挟んだ向かい側にあり、ぶどう畑からワインセラー(Marani)までの距離は1キロ。とても近いのでぶどうを馬車で運んでいます。
畑にはRkatsiteliとSaperaviのぶどう品種があり、彼はビオディナミの原理でぶどうを育てています。
2009年からArtanuli Gvino を発売。石の床のmarani(セラー)の下に埋め込まれたクヴェヴリを持っていて、甕のサイズは、3,000Lのものから300Lのものまで様々な大きさ。
Gogo wineは、カハの娘、ケテヴァンがつくるワイン。
まだ30歳前後の彼女は、2015年頃からワインづくりに関わってきました。
ケティはトビリシの大学で広報の大学院修士課程を修了し、仕事も始めましたが、カハの仕事に加わるため、その職を去り、アルタナの村に移りました。
彼女は、自分が本当に興味を持っているものを見つけたと気づき、とても喜んでいます。彼女はワイン造りは女性が男性と同じくらい成功することができることであると話します。彼女のワインはリリースの翌年頃から数カ国からのオーダーを受けています。
ラガジと同じように、ヴィーノ・アンダーグラウンドに集い、伝統ワインをナチュラルに作ろうと集まった第一世代を見て、ワインづくりを志したという第2世代に当たります。カハのワインとすこし雰囲気が似て、やさしい味わいのおいしいワインです。
・Artanuli Gvino-Saperavi 2018 赤 750ml ¥4,200+tax 品種:サペラヴィ
色の濃いサペラヴィのワイン。
スパイシーで、果実味たっぷり。しっかりしたタンニン。
・GOGO Rkatsiteli 2019 アンバー 750ml ¥4,000+tax
品種: ルカツィテリ
・GOGO mix with skins 2019 ロゼ 750ml ¥4,000+tax
品種: ルカツィテリ、ムツヴァネ、サぺラヴィ
・GOGO Saperavi-Rkatsiteli 2019 ロゼ 750ml ¥4,000+tax
品種: サペラヴィ、ルカツィテリ